長谷川眼科の手術について

白内障手術 に関してですが、毎週水曜日午後を予定しております。当院ではホームページのトップ画面の当院の特徴や日帰り白内障手術の欄にもありますように、Alcon社の白内障手術装置CENTURION VISION SYSTEMを使用しております。機械の説明になりますが、白内障手術では、手術の際に眼内に常に清潔な水を流し、圧を加えながら目のふくらみを保ちつつ手術するのですが、従来の白内障手術装置では圧力の調節がききませんでした。人によってはその圧が痛いと感じてしまうこともありますが、CENTURION VISION SYSTEMでは白内障手術装置自体が目の中の圧を監視し圧を最適に調整することが可能となっており、それが術中の痛みの軽減にもつながっています。また、白内障によって硬くなった水晶体を超音波で破砕して吸引するのが白内障手術ですが、超音波の発振の仕方も工夫されており、破砕する性能も向上しており従来機種より手術の安全性の向上に寄与しており、これらが術後炎症や患者負担の軽減に寄与しています。手術顕微鏡に関しても、従来機よりも視認性よく立体感があり、明らかによく見えるので安全な白内障手術に貢献しています。

手術件数は、1月は21件 2月は31件 3月は42件 4月は49件 5月は49件と徐々に増やし、多くの手術にできる限り対応できるよう職員共々頑張っておりますが、それでも手術を行うまでの日数お待たせしてしまっています。国際医療福祉大学熱海病院の非常勤勤務と長谷川眼科の外来を行いつつ、無理なく安全にできる範囲内が今の手術件数であると思いますので、今後も手術まで日数がかかってしまうこともあるかと思いますが、十分安全に配慮し、できる限り十分に日々の診療を行っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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